第12話:秋田で勝利、盛岡目指し歩き続けた無謀な夜国道旅

真っ暗な国道、夜国道
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【第12話のあらすじ】
2か月に及ぶ青森滞在を終え、各駅停車と自分の足だけで東北を南下する無謀な旅へ!
強烈な秋田弁に困惑しつつ辿り着いた秋田では、超高難易度のプロ仕様機「クランキーコンテスト」をビタ押しで攻略!
勝利して気分がよく歩き出した夜の国道で街灯もない漆黒の暗闇を20km以上歩く羽目に……極限状態の徒歩旅を描くハラハラの実話エピソード!

青森での生活は本当に楽しかった。
何といっても大迫力の祭り!!

読者

青森ねぶた祭りね!!

タカ

おいらびっくりしたぞ!
ラッセラー!ラッセラー!

タカが見た【青森ねぶたの感想】
8月2日から7日まで開催していた青森ねぶた。美味しいホタテを食べた新町周辺では、19時ごろから「ラッセラー!ラッセラー!」と大きな威勢の良い声が響き渡り、歌舞伎をモチーフにした巨大な人形の山車が登場!大迫力の祭りを心ゆくまで堪能した。
ちなみに、弘前は「ねぷた」というらしい。

青森ねぶたも終わり、町が静けさを取り戻したころ——。
私は、自分でも思ってもみなかった「ある無謀な目標」を掲げて一人で盛り上がっていた。

目次

都道府県制覇に向けての第一歩、各県南下大作戦!

青森滞在も2か月を過ぎそろそろ移動を考えていた。

読者

タカにしては珍しく長期滞在だったね(笑)

タカ

青森のグルメが美味しすぎて動けなかった(笑)

しかし私はこの時、全国制覇に向け東北をどう制覇していくかをひそかに考えていた。

読者

でも!
タカのペースでのんびりでいいんじゃない(笑)

タカ

じゃぁ!!のんびり行くぞぉー!!
お隣秋田へ向けて出発!!

こうして2か月に及ぶ長期青森滞在を終え秋田へ向かうことにした。
ここでいよいよ、あの時手に入れた「オレンジカード」の出番である。

【オレンジカード】とは
JR各社が販売していた、自動券売機で切符を買うときに使えるプリペイドカードです。
現在はもう終了しています。

ただし、選んだ移動手段は……まさかの各駅停車
10時に青森駅を出発し、弘前で乗り換え、大館を通って秋田へ向かうルート。所要時間はなんと4時間

読者

何っ!!
今度は各駅停車でいくのぉーー!?

タカ

だって!!
おいらにのんびり行けばいいって言ったじゃん(笑)

私が決めた方法は何と!!
【各駅停車と自分の足だけで、東北地方を巡る】という長い道のりを選んだのです。
理由は簡単で、時間に縛られることがなかったからです(笑)

列車はゆっくりながらも順調に進み約2時間後、大館に到着。ここで秋田行きに乗り換え、ホッと一息ついて座席に座った。

すると、偶然となりに座ったおばあさんが笑顔で話しかけてきたのだ。

が…!?

タカ

…ん?なんか外国語しゃべってるのか???
このおばあさん…?

実はこれ、強烈な秋田弁
当時の私はまったく理解できず、頭の上に「?」が浮かびっぱなしだったのを今でもよく覚えている(笑)。

こうして理解不能な言葉を聞きつつ、さらに走ること2時間。無事に秋田駅へ到着した。

激戦区の秋田、驚きのスロット人気

秋田駅前、駅前商店街を歩いていると3店舗のパチンコ屋がひしめき合う激戦区でした。
各お店には、若い方が技術介入機にチャレンジして目押しレベルも高かった。

タカ

秋田で打っている人たちはリプレイ外し出来てるぞ(笑)

読者

タカも負けてられないね(笑)

タカ

おいらにはかなわないけどね(笑)
なんてね(笑)

各店舗を歩いて見て回ると…!!

タカ

わぁーー!!
おいらが打ちたかった機種がある!!

その名は【クランキーコンテスト】

【1997年登場・アルゼ『クランキーコンテスト』のスペックと魅力】
後継機
名機クランキーコンドルの進化版。リプレイ外しの難易度が激変したプロ仕様機
特殊な設定
設定1〜6のうち「設定4」が存在しないという変則的なスペック構成
タカの評価
ライトユーザーが敬遠する一方、正確なビタ押しができた私は大好きな機種

コンドルには若い方が多く座っていたがこの機種は技術介入度が高く【勝てない機種】として認知されていた。座っているのは、ビタ押しが出来る人か、物珍しさで座る人しかいなかった。
目押しには人一倍自信があった私は、ずっと打ちたかったクランキーコンテストを前に、迷わず座りコインを投入。

タカ

自分の目押しを信じていざ勝負!!

BIGボーナスを引き当て、いざ緊張のリプレイ外しへ!
秋田のスロッターたちの横目で見る視線を感じながらすました顔でビタ押しを決める。

タカ

ビタ押し成功!!
実はこの時は、心臓がドキドキしてたよ(笑)

秋田での初陣は、目押し技術をフルに活かした大満足の実践となった。2か月過ごした青森から移動し、秋田県での初日は無事に勝利できた。

タカ

ビタ押しを決め、技術で勝つスロットが一番面白い(笑)

読者

さすがタカ!目押し技術での勝利バッチリ魅せたね(笑)

1997年からの時代は目押し技術が完璧であれば設定1でも103%越えの機種が多く、今の時代ほど規制が厳しくなかったこともあり技術で何とかなる時代でした。
技術で何とかなるスロット黄金期の到来でした。

時刻は18時を過ぎていた。

駅前から始まる地獄の無音の夜国道歩き

タカ

時間もまだ早いから、駅前以外もパチ屋があるか調査だ(笑)

読者

他の店舗も調べる!
少しはプロらしくなってきたね(笑)

駅前通りを歩き、大きな道路に差し掛かった時、偶然に盛岡の文字を見つけ何故かそっち方面へ進みだした。
街の明かりはどんどんと無くなり、夜の国道をひたすら歩いていた。

この時は完璧なリプレイ外しも出来勝利していたので気分もよく、食べ物とジュース片手に楽しく歩いていたため、周りの景色を見ても何も気にせず楽しく歩いていた。

歩き始めて2時間が過ぎたころ…。

タカ

あれっ!?
おいら何やってんだ??

読者

パチ屋探しはどうしたの!!
しかもここ何処!!

タカ

ここ!!ほんとに何処だぁ!?
でもおいら!!歩いてきた道引き返すの嫌だからこのまま歩く(笑)

さらに歩き始めて異変に気付いた、「道が全く見えない」ことに、たまに通る車が道を照らしここは道だと気づくほどに、辺りは街灯もなく真っ暗で車が通った後は異様なほどに静寂に包まれていた。

タカ

何にも見えないぞ…
おいら、生きてこの暗闇脱出できるかな…

たまに通る車のライトだけを頼りに、神経をすり減らしながら一歩一歩進んできた漆黒の田んぼが広がる道。
そこから突如として、夜の闇を切り裂くように等間隔に並ぶ街灯の光が目の前に現れた。
それまで足元すら見えなかった世界から、街灯の光によってアスファルトの道や建物の輪郭がはっきりと浮かび上がり、自分がようやく「人間のいる世界」に戻ってこられたことを実感できた瞬間でした。

タカ

やっと暗闇から出れた…
おいら泣きそうだよ…!

読者

とりあえず、明かりがある場所に出てよかったね。
ゆっくりと休める場所探さないとね(笑)

そこは、羽後境駅前、駅舎や自販機の明かりしかなく、深夜なこともあり静まり返った空間だった。
極限状態の孤独の中にいた私は明かりのある世界に安堵した。

後で調べたら秋田駅から羽後境駅(国道13号沿い)までは20km以上暗闇の中を5時間以上歩いていた…

タカ

おいら……
もう無理だぁーー!!

私は、10月が終わろうとしていた寒空の中ベンチで始発が来るのを待った。
朝6時20分ついに!!盛岡行の電車がホームにやってきた。

タカ

電車が来てこんなに喜ぶことは滅多にないぞ!(笑)

盛岡へは8時30分過ぎに到着し、温かいうどんを食べ体が温まりようやく落ち着くのであった。

【秋田戦の成果&地獄の夜国道20km歩きデータ】
移動ルート
青森駅(各駅停車で4時間)→ 大館 → 秋田駅
実戦ホール
秋田駅前『クランキーコンテスト』でビタ押しも決め勝利!!
無謀な徒歩移動
秋田駅前から国道13号を盛岡方面へひたすら徒歩(約5時間以上)
歩行距離
暗闇の田んぼ道を20km以上歩き、羽後境駅前へ到着
列車移動
始発 朝6:20 → 盛岡着8:30

ほんと、おいらの悪い癖、何も考えず突然の謎行動!!
足は痛いし、水ぶくれはできてもう最悪でした。
でも、最悪とわかっていても歩き旅はなぜか楽しく好きでした。


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この記事を書いた人

53歳の管理人タカです。
18歳私の新社会人生活は半年で終了。帰る場所を失った私が生きるために選んだ道は「スロット一人旅」
捨てずに保管していた25年前の「平成思い出切符」を鍵に、波乱万丈な実話を面白おかしく記事にしていきます。

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